ZV1とZV1Fの違いを海外情報を交えて比較レビュー

SONYの自撮り用VLOGカメラ


こんにちは、ゆきたまガジェットです。
YoutubeやTIKTOKにインスタライブなど、動画を投稿するのがメインストリームになってきた昨今、そんな中SONYから登場したのがVLOG専用カメラだ。
(VIDEO BLOGの略で、毎日を動画で綴るブログのこと)
最初に高級コンデジとして登場したRX100から形を変えZV1からはブイログカメラとして登場するように。
その後ZV-E10が続き、さらにZV-1Fが登場した。

ZV1とZV-1Fどちらも同じ所
ZV1とZV-1Fが違う所
画角の違い
最後に-まとめ-
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引用元: www.sony.ca

ZV1とZV-1Fどちらも同じ所


・1インチの同じセンサーを積んでいる。(Exmor RS CMOS センサー)
・LCDディスプレイ
・変わらず最高なバリアアングルモニター
・バッテリーは同じ物を使用
・4K撮影は30P / HD撮影は120P対応
・高速オートフォーカス
・アクティブ手ぶれ補正
・SDは128GBの容量がMAX(最大)

ZV1とZV-1Fが違う所

・カメラのボディからZEISSのロゴが消えてしまいました。
個人的にはレンズに対してこだわりがあるような感じがしてZEISSですよ!!って所が好きだったのですが。

・ZV1Fはカメラのレンズを保護するのにレンズキャップをつけたり外したりする必要があります。
ZV1はカメラの電源をONOFFすれば自動でレンズが開閉してくれていました。
ディスプレイを開くと自動で電源がONになりレンズが飛び出てくるのは凄く簡単で楽だったので、残念なポイント。
レンズキャップって無くさないように気を使うし、レンズキャップつけた所なのにやっぱりもう一度撮りたい!って事が結構あって、すごい面倒くさいんですよね。

・ZV1Fの方が広く撮れる(広角)
・ZV1fのレンズはフルサイズ換算20mm. f値2.0のZEISS 単焦点レンズ採用。
ZV1はそのぶんズームする事ができるが 24-70mm で画角が狭い事が不評だった。 
ZV1Fはデジタルズームと、クリアデジタルズームのみ、映像を編集でアップしているだけなのでZV1の方が高性能と言える。
・ZV1のレンズはF1.8(ワイド端時) -2.8(テレ端時) ZEISSバリオゾナーTレンズ
 ZV1の方がf値が低いので明るく撮れる
ちなみにズーム性能は最初にでたSONYの高級デジタルカメラRX100が一番ズームする事ができた。
ズームは価格とのトレードオフなのだろう。ZV1Fでズームすらできない単焦点レンズに変更された。
ただしZV1Fは単焦点レンズで出っ張りがないので、ZV1と共にZV-E10よりは持ち運びしやすい。


ZV1は電源をONにするとレンズが飛び出す。

・ZV1Fは微肌モードを3段階選べるようになった。

・重量がZV1 294g(バッテリー込み)
・ZV-1Fが256g(バッテリー込み) 1Fの方が軽い。
持ち歩くのが簡単なコンパクトカメラは重量は軽ければ軽い方がいいので、ZV1Fは改善された事になる。
ちなみにiphone14proが240gなのでソニーのカメラがどれくらい軽いかが分かる。
ZV-1Fが軽いのかiphoneが重いのかは分からないが。。。
・NDフィルターはZV1のみについている。
明るい場所や野外ではNDフィルターが活躍するので、カメラにそんなに詳しくない層には付属してくれていた方が嬉しかった(僕を含め)
むしろカメラに詳しくないとNDフィルター自体がなんなのか分からない。という事があるので無くなってしまっても問題ないのかもしれない。
面倒くさがり屋の僕は常にONにしている機能だっただけに残念。


・タッチスクリーンで操作できるようになった。
UIが変更されて、ZV1よりは大幅な改善されたのだがスマホに比べると微妙という評価が多かった。
レコードしている時に画面に赤枠が登場していて、レコードしている事が直感でわかるようになった。
(この点ZV1は確かにわかりづらくて、起動と同時に動画が撮れているのか撮れていないのか混乱する事が多かった。 確かに画面の端にRECORDという文字が表示されるのだが少しタイムラグがあったイメージ)

・オートフォーカスの仕組みが変わった
とにかく色々な海外レビューで不評だったのが、オートフォーカスの仕方が変わって明らかに劣化したという事だ(SONYは認めてはいないが)
ZV1はオートフォーカスの仕方が色々と用意されており、自分で選択してコントロールできたが、ZV1Fは古いコントラストフォーカスシステムを使っている。
オートフォーカスは速いのだが、ゆっくりと遠のく被写体をなめらかにフォーカスする事ができるのはZV1だけだ。

・動画撮影事のバッテリー駆動時間が75分から90分に伸びた。

音声を録音するマイクの部分が少し変わった事によって、ZV1の方が少しだけ良い音声が撮れるようです。
個人的には聴き比べてみると、かなり音が違って、これはZV1の圧勝じゃないでしょうか。
そもそもZV1は外部マイクを使わなくても同梱されているモフモフを使えば野外撮影も
バッチリ音声が取れていたのですごくびっくりして気に入ったポイントだったのですが
ZV1Fは結構ひどいです。
是非youtubeなどの音声比較で聴き比べてみてください。
もしかしたらアップデートで多少良くなる事があるかもしれません。


引用元: www.sony.ca

・ZV1で不評だったMicroUSB端子がZV1FはUSB-Cに変更になった。 最近はほとんどの製品がタイプCなので嬉しい変更。MicroUSBを採用する端末はほとんど無くなった。

・アクセサリシューのホットシューがなくなってコールドシューになった。
これによって外付けフラッシュが使えなくなってしまったようです。
さらに SONYのケーブルレス外部マイクもケーブルなしでは取り付けられなくなってしまいました。
ZV1の場合 Sony ECM-GZ1M や Sony ECM-XYST1Mなどの外部マイクを取り付ける事ができました。
ZV1Fは内部マイクが劣化した+一部の外部マイクをスマートに取り付けられなくなったという事ですね。
(もちろんコードで取り付けるぶんには問題ないです)

ZV1Fは簡単にネジ巻き形式でフィルターがつけれるようになりました。
(40.5mm フィルター)


引用元Jason Vong

ついに!ZV1Fは三脚ネジ穴がずれた事によってバッテリーやSDの蓋を塞がなくなりました。
ZV1はバッテリー交換する時や、メモリーカードを抜き取る時にいちいち三脚から外さなくちゃいけない謎仕様だったのですが、ようやく改善されました。
ゴリラポッドや普通の3脚を使っているとかなり煩わしかったんですよね。

YoutuberのJason Vongさんのチャンネルで画角の比較が紹介されていました。
どちらも手ぶれ補正OFFなのですが、これくらい画角が違います。
さらにアクティブ手ぶれ補正をONにするとこれぐらい近づいてしまう。


もしULANZIのワイドアングルレンズをZV1に取り付けると同じくらいの画角になるので、気になる人は購入を考えるのもあり。

スローモードと タイムラプス機能が強化された。

ZV1Fは写真のモードでは追跡するオートフォーカスがない

ZV1FはGYRO手ぶれ補正をソフトから行えるようになりました。

純正バッテリーでの連続撮影が4Kでは1時間20分程 1080Pは1時間50分程になりました。

夜間撮影に少し強くなりました。

そしてなんといっても値段がお手頃に。

最後に-まとめ-


今回大きく改善された所に、バッテリーの蓋、USB端子がCに、画角が広くなった。事が挙げられると思います。
でも完全なる上位互換かというと全然そうではなく、ホットシューの変更、ズーム不可、レンズキャップなど上記にあげた通り劣化してしまった部分もたくさんありました。
確かにVLOGという点で見れば、自撮りをしている被写体はいつも近くにいるので、ズームは必要ない。内蔵マイクでほとんどの人は撮るのでホットシューはいらないでしょ。など、贅沢な部分も抑えて、むしろカメラ本体を安くする道を選んだのだと思う。
多くの海外レビュアー達はカメラに慣れた人達だ。
多くの高級カメラを使っている人達にとって、今回ZV-1Fが外してしまった機能に対して不満に思うだろうが、新規にYoutubeやTIKTOKにインスタなどをはじめる人にとってわ多くの必要ない機能を削ぎ落としただけのようにも感じる。
実際に僕はRAWファイルで写真を撮る事もなければ、動画で4K撮影すらしない(ファイルが重くなって面倒くさくなる)ズームはたまに使う事があるが、ほとんどの人には必要ない機能にも感じる)
じゃあレンズの自動開閉システムとかいらないのね?と言われると悩んでしまうが。
ZV1やZV-E10を持っている人は買い替える必要はなく、これから動画で撮影や投稿をしようとする人にとって価格を抑えたこのカメラは魅力的にうつるだろう。
手軽にiphoneよりは高画質で、背景ボケを演出できるカメラが手に入る。

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ゆきたまテック

ゲーム制作のかたわら、海外情報をまとめて発信中
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