XperiaProI徹底レビュー 1型センサー搭載の有無。

ソニーの最新プロ向けスマートフォン


こんにちは、ゆきたまテックです。
今回はSony Xperia Pro-Iのレビュー情報をまとめていきたいと思います。
Sony Xperia Pro-Iはiphone proシリーズと違い、プロが使用する事を目的とした、 かなりとんがった仕様になっています。 もちろん写真や動画を綺麗に撮る!という意味で高性能化はプロでなくても嬉しいのですけれど、カメラのアプリが素人には使いづらい所と、夜間撮影などを含めると誰でも簡単に綺麗に とはならない可能性があるので注意が必要です。
購入検討中の方はSIMフリーモデルをおすすめします。
(SIMフリーを選べば、どの携帯会社と契約しても簡単に繋がります。 SIMについての簡単な説明はこちらからどうぞ。)

XperiaPro-I

長所 短所
4Kスクリーンが美しい ソフトウェアサポートが心配
大容量バッテリー Proアプリの使い勝手
CPU性能が高い ワイヤレスチャージ非搭載
拡張ストレージ(MicroSD対応) 値段が高い
音の良いスピーカー -

SonyXperia Pro-Iはプロ向けスマホで、1インチの大型センサーを搭載したスマホになる。(ただし1インチを完全に活かしきれているわけではないが)
写真撮影を仕事としている人(プロフォトグラファーは一眼を使うと思うので、一眼未満で写真を仕事で使う人)やYoutubeなどの動画撮影をする人に向けられたスマホだろう。
高額なスマホの是非は全て、このカメラが果たしてどれくらい高性能なのか?にかかっているように思う。

Sony Xperia Pro-I


IはImageのアイ。 2022年2/5(執筆時点)現在スマートホンの中で最大のセンサーサイズを搭載。
ちなみにセンサーサイズは大きければ大きい程良い!のだが、AIの技術によってiphoneなどはセンサーサイズが決して大きくはないが綺麗な写真が撮れる。
スマホ自体の性能として12GMのRAMを搭載し、512GBのストレージを載せている。
iphone13 proは128GB/256GB/512GB/1TB のラインナップであるがSony ProIは512GB一択になる。 
スマホの容量というと、動画を多用しない人は128GBで十分なケースが多いのでプロにフォーカスされている事がここからも伺える。
もちろんさらにSony Xperiaの強みとなっているMicroSDスロットにより、さらなるストレージの拡張が可能だ。

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デザイン とスペック


Xperia Pro-Iのデザインは 2019年から始まったXperia 1シリーズがら継続しているデザインから特に変化はない。
同じ年に出た、Xperia 1 IIIやXperia 5 IIIにも似ている。
縦に長く、横幅は細身でメタルフレームを採用し表裏はゴリラガラスで覆われている。
全面はより高価なGorilla GlassVictusを採用。
ProIはスマホが持ちやすいように側面に凹凸がついている。
21:9のアスペクト比を採用しているので、他のスマホに比べて縦長だが、Google Pixel6 Proと縦の長さは同じで横幅はそれより狭い。
握りやすいが、画面上部には親指が届かなくなる。
このアスペクト比は画面を横に向けると生きてくる。映画の鑑賞(NETFLIX等)にはうってつけだし、対応しているゲームは視界が広がる。
右側に4つのボタンを搭載
ボリューム調整ボタン
電源ボタン
ショートカットボタン(設定可能)
カメラ専用ボタン

ボリューム調整ボタンはiphoneのように別れていないので、少し使いづらく感じてしまう。
電源ボタンは指紋認証もついていて、マスク関係なしでロック解除できるのが嬉しい。
個人的にはフェイスIDは全然好きじゃないので指紋一択は何も問題ないように思う。
ただしなれるまでは、すぐにボタンを探し出して上手く当てるのには苦労する。
ただしカメラシャッターボタンはわかりやすく、押しやすい。

イヤホンとマイクの端子があり、さらにSIM/MicroSDスロットがついている事によって流行りにのらない、日本らしいニッチを攻める感じがでていて好きだ。
落とさないようにストラップを取り付けるホルダーも搭載。
SIM/MicroSDカードスロットは専用の工具なしで、指だけでとれるようになっているので簡単にSDを変えることができて嬉しい。

USB typeC搭載。
前回のProと違い、専用のHDMIポートは搭載されていない。

IP65/68 で防水防塵だ。

重量は211gでiphone pro13程の重量になる。

色はマットブラック

カメラスペック




公式スペック
16mm(超広角):約1,220万画素/F2.2
24mm(広角):約1,220万画素/F2・F4、1型 Exmor RS CMOSセンサー
50mm(望遠):約1,220万画素/F2.4
3D iToFセンサー(オートフォーカス)

大型の1型センサー搭載!! 大きいセンサーサイズは光を大きく取り込める!
大は小を兼ねる!といったものだが、実際は60%程しかセンサーを活かしきれず、 1/1.3型の1220万画素相当になるのだとか、それでもiphone13 proよりは大きいサイズであるが。
高級コンデジをスマホの中に搭載できる意味。を売りにしていたが、実際はソニーの1型センサーサイズを搭載したZ1よりは劣るのだろう。
実際は恐らくGalaxy S21 Ultraと同じくらいのセンサーサイズになってしまうかもしれない。
超広角レンズのセンサーサイズは1/2.5型センサー 124度
望遠は1/2.9型センサー 48度

外部マイクや外部ディスプレイを使用する事もできる。
これによって、自撮りをするときに大型センサー搭載のメインカメラで撮影しながら外部ディスプレイで画角を確認しながら撮影することができる。
この機能により、外や中でYoutubeのような撮影をする事が可能になっておりiphone13 proにない機能になっている。(apple watchをかませなければ)

カメラの性能


Xperia Pro-Iは最も目でみた風景に近い色合いになっている。
1型の大型センサーを生かしたボケみ(通常はAIなどで画像処理を後から載せるがProはそのままでもボケる)
ただし暗所の撮影ではiphone13 pro より弱いと言わざるをえない。
時々つぶれて見えないような場所もでてくる。
またインカメラは他のスマホと比べると弱いので、メインカメラ主体の使い方になるだろう。
また動画撮影中にカメラを切り替える事ができない。
カメラのシャッター音を消す事もできる。
海外版のスマホ(iphone含め)はシャッター音が鳴らないのだが、日本人は盗撮をするからシャッター音が鳴るらしい。(フランス人の友達に本当なんだ!と笑われてしまった)
百歩譲って音が鳴るのは良いのだが、大きすぎて海外観光してると明らかに視線を感じる。

ディスプレイ-画面-



リフレッシュレート最大120Hzの4K 有機EKディスプレイ 613ppi
だいたいのスマホはFHD + や良くてもQHD +の所をSonyは4Kを搭載。
画面の綺麗さはトップクラスだ、画面を理由に購入するのも悪くない仕上がりだ。
野外で使用する際も明るさは十分すぎる程でる。
リフレッシュレートも120Hzを採用、スワイプの動きや、スクロールが滑らかになるが通常よりもバッテリーを消費してしまうので、気になる人は設定で60Hz固定にできる。
ただし4Kと120Hzの組み合わせは病みつきになってしまう。(それぐらい滑らかだ)
Netflixはこのスクリーンに対応していてとても綺麗だし、普通のHDの映像ですら綺麗にうつる。
クリエイターモードを使うと正しい色で物を見る事が可能なので、動画の撮影中や画像、コンテンツの見た目などをチェックしたいときに使える。

バッテリー性能


4,500 mAh(3年間劣化しにくいモデル)を採用
最大のバッテリーを持っているスマホでも5,000mAh程であり、4,500mAhは十分大容量である。
60Hzに固定すれば画面をつけっぱなしにしていても6~7時間程持つ。
120Hzにした場合は6時間に満たない程になる。(常時点灯した場合)
1日の使用でバッテリーが原因で困る事はないだろう。
30Wの充電で0から50%になるのに30分程かかった。
恐らく1時間半程で充電が100%に到達するだろう。

オーディオ


イヤホンジャックで音を聞く事ができる。(無線より有線で聞いた方が音楽も音質が良い)
Blueetooth5.2をサポート 360Reality Audio, aptX HD Audioなどに対応している。
スピーカーも良い。

ソフトウェアアップデートについて


どれくらいアップデートをサポートしてくれるかについて言及がない。
Xperia1 IIIについて言えば、2年のOSアップグレードがあり3年程のサポートがあるとのことだ。
Android13まで更新してくれるのかは疑問が残る。
iphoneに関して言えば6年程サポートしてくれるのでiosユーザーはほとんど心配する必要がないが、それ以上に高価な買い物をするのでサポートは同じくらいしてほしい所だった。
セキュリティサポートについても不明瞭。

パフォーマンス


Qualcomm Snapdragon 888 搭載(今の一番スペックの高いCPUになる)
12GBのRAMを積んでいるのでかなり高性能で、4K120Hzに関わらず、スムーズで高速なリスポンス。
遅くなったり、止まったりする事はない。
ただし4Kビデオを撮影しながら10分程たつと熱を持ち出す。

ゲーミング


30秒前のゲームプレイを記録してくれる機能などがある(任天堂スイッチと似たような)
指の動きに対してい240Hzのはやさで反応する。
120Hzの画面の滑らかさと、21:9画面比率によってシューティングゲームや反応のはやさが求められるゲームに活かす事ができる。
SonyのDualshock4コントローラーも使う事ができる(恐らく5も今後対応するはず)

その他


Wifi
Wi-Fi6E対応 WIFIを繋いだときにネットの速度がはやい。
MicroSDは1TBまで対応
4K は60fps/120fps対応(滑らかさ)
5G(sub-6GHz)
色は黒のみ

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Xperia 1IIIとの違い


Pro-I 1III
メインカメラ f2-4 メインカメラ f1.7
望遠カメラ f2.4 望遠カメラ f2.3-2.8
重量 211g 重量 186g

インカメラ/超広角は同じ

大きな違いとして”センサーサイズ”の違いが存在する。  

まとめ


ProIは、クリエイターや製作者系のPROに焦点を絞った尖ったカメラです。
特にYoutuberや自撮りを多用する人にとっては面白い機能が搭載。
写真もiphoneやpixel、galaxyとはまた違った味で面白いと思う。
イヤホンジャックやmicroSDカードなど、他メーカーが撤退した物を残してくれている事で逆に長所になった。

iphone 13Pro max や Samsung S21 Ultra または google Pixel6 proと戦う事ができる日本から生まれたスマホ。

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ゆきたまテック

ゲーム制作のかたわら、海外情報をまとめて発信中
好きなものは、ゲーム機、ハードウェア、それからお寿司。